メンタリストDaiGoの『コミックだからわかる!相手の本音を見抜く仕事の心理術』を読んで

漫画なのですぐ読めるかなという軽い気持ちで読み始めたが、いやいや、なかなか読みごたえがありました。

というか、思っていたより、うんと専門的な深い内容の本で、読み進むにつれてどんどん引き込まれていきます。

DaiGoさんは、メンタリズムによって、人を操るテクニックを教えているのではありません

DaiGoさんが言いたいのは、もっと本質的なこと

相手の本当の気持ちを理解するためには、しっかり相手を見て、相手の話を聴きましょうと言っています。

そして、相手の心を読む努力をして、相手が動きやすい言葉をかけて、行動を引き出していく。

その結果として、「周りの人との人間関係を良くしていく」ための方法を教えてくれようとしているのです。

この本の構成

1話から10話まであります。それぞれ、12~16ページの漫画で場面がイメージしやすいように描かれ、そのあとの1ページにコラムがあり、そこでコツやポイントをDaiGoさんが文章で解説しています。

漫画の部分の中で、登場人物としてのDaiGoさんが各登場人物にアドバイスしている内容が「深い」です。

それに続くコラムには、伝えたいことが簡潔に説明されていて、ここは何度も読み返す価値があります。

私が、コラムで何度も読み返したところ

コラムには、要点が解説されているので、大切なことが簡潔に書かれています。漫画は、ついサラッと読んでしまうので、コラムでしっかり内容を理解します。

7話 気が弱くて断るのが苦手。上手にNoを言うには?

相手を怒らせずに断る小手先の解決策を求めていてはダメ。「Noと言えない」人は「相手を不快にさせて嫌われたくない」と考えがちだが、そういう弱さが相手に漬け込まれ、ストレスを感じる原因になっている。

嫌な人としぶしぶ交流する人生より、自分の本当の気持ちに共鳴してくれる人と歩む人生を送ろうと励ましてくれています。

8話 職場で味方を増やしていくためには?

人には、助けてくれた人ではなく、助けてあげた人を好きになる性質がある」そうです。

自分ができないことを相手にお願いする。してもらって、ありがとうとお礼を言う。これは、簡単なことのようでいて、意外とプライドが邪魔をしたり、変な遠慮をしてしまったり、どうせ断られるだろうと決めつけていたりして、できにくいことです。

上手に頭を下げるのが大事ですね。それをただお願いするというのではなく、「自分の得意なことを惜しげもなく提供し、相手の得意なことを積極的にやってもらって助けてもらう」ことでチームとしての力を高めることができるということです。

さいごに

DaiGoさんは、メンタリズムの根本にある探求心や好奇心をフル活用したら、誰でも「相手の気持ちを理解できて」「モヤモヤのない信頼関係を築くことができる」と励ましてくれています。

漫画の主人公が、最後に「結局、人と向き合うのは大変」と投げやりになるとDaiGoが「叩かれて傷つくことをひたすら避ける生き方は、挑戦をしない生き方と同じだよ」と言ってあげています。

脳科学から、脳は「デフォルト・モード・ネットワーク」という、ぼーっとしていながら、いつでもスタートが切れるように、エンジンがかかりっぱなしになっている状態のときよりも何かに集中していたり、新しい挑戦をしているときのほうが、エネルギーの消費量が少ないことがわかっているそうです。

だから、あきらめないで、しっかり相手を見て、相手の話に耳を傾けて、相手の心を読み取って、うまく人間関係を築いていけたらいいんだなと素直に思える本です。

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頑張り過ぎてきたので、もっと「いい加減」に楽しく過ごしたい。 断捨離と掃除でゆるミニマムを目指します。